湖国の文化

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鮒ずし茶漬け
ハスずし
 日野菜カブの漬けものは時間がたつと味がなじんで、おいしくなりました。

 ところで先日、滋賀県で鮒ずしとハスずしを手に入れてきました。
 昨年食べた鮒ずしは自家製だったせいか、すぱらしい匂いでしたが、今回買ってきたものはさほど凄い匂いではありませんでした。

 しかし味は昨年の方が鮮烈だったように思います。

 上の写真は鮒ずしのお茶漬け。
 塩味がよく効いている上、鮒の身が柔らかくなっておいしい。
 昆布とか、もう少し具を入れてもよかった。

 ハスは琵琶湖の固有種。
 子どものころにハスと呼ばれる魚を捕って遊びましたが、あれはハスではありませんでした。
 そういえばニゴロブナも琵琶湖の固有種ですね。

 琵琶湖とは、それほどに生態系のユニークな、貴重な水系なのです。

 固有種を無駄なくおいしく食べるために湖国の民が考え出したのが、これらのなれ鮨。
 わたしは、秩父イワナは奥秩父の文化と自然の結晶なのだと説いて回っているのですが、鮒ずし・ハスずしは湖国の自然と歴史と文化の結晶といっていい食べものだと思います。

 ハスずしはとりあえずそのまま食べましたが、魚には鮒ほどのコクはないと思います。
 こちらには大量の発酵飯がついていたのですが、飯がほとんどチーズ同様の匂いと味になっていました。

コメント(2)

あけましておめでとうございます
いつも、楽しみに読ませて頂いて
おります。でも、鮒すしが、美味しいと、感じる感性私には、残念
ながら、ありません。毎年頂いて、いたのですが、丁重にお断りした、経緯があります。でももっと、大きいんです。別種なのかな
腐敗臭が、どうしても、駄目でした。でもクサヤは、大丈夫です。
本年もご活躍祈念いたしております。読みにくいでしょう。
御免なさい。レイアウトがわかりません。

kinokosenninさん、こんにちは。
 こちらこそ読みにくい生活記で申しわけありません。

 鮒ずしのあの腐敗臭に接したとき、最初はビックリしました。
 でも味はなかなかのものでしたよ。

 家族は誰も食べませんので、今年も独り占めで食べました。(^^;

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