以前の記事でも触れた、資源エネルギー庁が公費を使って、原発に批判的なブログを監視している問題の続報が、東京新聞に出ている。
2010年度まで、この予算を使って、新聞や週刊誌が監視対象にされていた。
今回わかったのは、監視活動によって収集された、原発に批判的だとチェックを受けた記事のリストである。
レポートでは、には、地球温暖化対策として原発推進に言及した環境相に苦言を呈した二〇〇九年九月三十日の南日本新聞の社説に対しては「このような幼稚な社説を掲載する論説委員の質が問われる」と指摘とか、原発反対を訴え徒歩で旅をする男性を取り上げた同年四月十四日の佐賀新聞の記事には「目立ちたがりの行動をなぜ写真入り、三段抜きで報道するのか。勝手な反対派を勇気づけるだけで、社会の大多数のための政策の推進を阻害する」などと報告されているという。
さて、資源エネルギー庁は今年度から、ブログ・ツイッターなどを監視しているらしい。
けっこう大変な作業だと思うのだが、当ブログなんかも、ブラックリストに入れてもらっているのだろうか。
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