以前の記事で、
何もかも、元通りに復元しなければならない。
汚染された土をすべて処分・処理し、新しい土壌に入れ替えなければならない。
カネが足りないなら、消費税を1000パーセントにして、公務員の給料を何年間でも、無給にすればよい。
日本の総力をあげて復興するというなら、それくらいは当り前だろう。
と書いたが、東京新聞に、森林土壌の除染の必要性に関する記事がのっている。
この記事によると、
「線量は平地より山間部が高」く、浪江町の「森林地帯の毎時四一・三マイクロシーベルト」とは「毎時四〇マイクロシーベルトが一年間続くと、一日十六時間は線量が低い屋内にいるとしても積算被ばく線量は二〇〇ミリシーベルトを超え、現在の避難の目安である二〇ミリシーベルトの十倍以上となる」数値だという。
「放置すれば流れ出る水を通じ汚染源になり続け、住民の帰還の障害になる恐れがある」一方で、「腐葉土を除去すれば、保水など「森林の多面的な機能」が失われる恐れがある」として、現状放置されているが、そのままではすまされない。
簡単な話で、腐葉土を除去した上で、汚染されてない新たな腐葉土を撒けばよい。
どれだけのお金がかかるかという問題、ことにその対費用効果は計測不可能だから、とりあえず考慮しないものとするほかない(要するに何千兆円かかってもやらねばならないという意味)。
「専門家の間では「森林の除染は事実上不可能」との見方もある」ともあるが、フザケてはいけない。
しでかしたことの後始末をやらなくていいなどという話が、どこの世界に行って通用すると思っているのか。
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