桑の丸太をいただきに行ったあと、畑の大除草。
畑仕事をさぼりがちなので、雑草がずいぶん伸びてきている。
この時期に多いのは、オオイヌノフグリとホトケノザである。
オオイヌノフグリは、冬の間、赤銅色の葉を縮こませて寒さに耐え、春の訪れとともに空色の花を咲かせるので、肯定的に語られることが多い。
しかし、冬の間に細根をびっしりはりめぐらせたオオイヌノフグリを抜くのは、一苦労だ。
ホトケノザは、芽生えたと思ったら、あっという間に成長して群生し、ピンク色の花を咲かせる。
一見すると、ピンクの絨毯のようにも見え、見ごたえはあるが、花のあとには、翌年のために種子をばらまくのだから、感心している場合ではない。
除草が終わってから、小麦の土寄せ。
写真は、飛竜山のあれこれ。
天平の尾根は、雪もずいぶん溶けて、早春のたたずまいだった。
どうして、このような風景が作られたのか、とても興味ふかい。
竿裏峠から三条の湯の間は、部分的に立派な原生林がある。
主な樹種は、トチ・ブナ・ミズナラだ。
飛竜山の展望地・禿岩から秩父方面には、見慣れない景観が広がっている。
要するに和名倉山が巨大すぎるのである。
ずっと以前に、大洞川から尾根伝いに登ろうとしてヤブに跳ね返された東仙波が、目の前にあった。
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