寄生虫の国

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 昨年末に建設再開が決まった八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)で、関連の工事や調査を受注した167法人のうち46法人に、国土交通省からの天下りが104人いたという報道が、今になって出てきた。

 コバンザメと言うか、寄生虫がウヨウヨしているのである。
 前回総選挙直後の2009年8月に、「民主党が公約を守る限り、八ツ場ダムと川辺川ダムは建設中止となる。新政権に過度の期待はしていないが、この約束は守ってほしい。」と書いたのだが、公約はみごとに反古にされ、寄生虫が正体をあらわしたというわけだ。

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