顔の見えるお湯

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フロントガラス


 今朝は氷点下7.8度と、並の寒さだったが、週の後半にかけてこの冬の底を記録しそうである。

 昨日、凍結により、自宅の水道管が破裂した。
 すぐに修理してもらえたので、今のところ、特に問題ないのだが、明日から明後日にかけて、いくらか不安ではある。

 1時間の休みをもらって早退し、薪作り。

 今度設置したボイラーは、薪焚き兼用タイプだが、少々の薪で風呂を沸かすことができる。

 薪の原料にする木は、自分の持ち山の木を使うこともなくはないが、ほとんどは貰い物である。
 何も考えない人には、割った薪などただの「木片」でしかないだろうが、樹種により、割れ方や割りづらさも、さまざまだ。

 頂いた木を割っていても、割った薪を火にくべていても、木をくれた人の顔が浮かぶ。
 そして今、湯船に浸かっていても、薪にまつわる方々を思うことになる。

 生産者の顔の見える食べ物であるべきだ、という話をよく聞くが、木を伐った方の顔の見えるお湯、という言い方を聞いたことはない。
 いつまで薪割りを続けることができるか、わからないが、こういう暮らし方もあるのだと、認識を新たにした。

 写真は、出勤前の自動車のフロントガラス。
 氷の結晶が美しい。
 もちろん、のんびり溶かしてる暇はないので、プラスチックのスクレーパーで削り落として、すぐに発進する。

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