合角ダム

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文化が沈んでいる


消えた村


 お昼前から、町内岩殿沢の観音山にでかけた。
 ここは、登山口まで自動車で10分かからないので、出遅れたときにちょうどよいのである。

 札所31番の駐車場から歩き始めて、31番にお参りし、観音山へ急登した。

 今日も季節風が吹きまくっていたが、天気はよく、周囲がよく見わたせた。
 甲武信・両神・雲取などの山も見えたが、雲取山直下には、雲取山荘らしき物体まで見えていた。

 観音山から落葉松峠へ下り、さらに嶽ノ腰集落と千鹿谷集落とを分ける尾根に登って千鹿谷に下った。
 風呂はまだ直らないので、今日は、千鹿谷鉱泉で汗を流した。

 写真は、尾根の上から見た、合角(かっかく)ダム。
 写真に見えている水面下に、古い地形図に記載されている合角集落と森谷戸集落が沈んでいる。
 山里で暮らす知恵の数々が、水に沈められている。
 水没したのはもちろん、このニ集落だけではない。

 ダム湖は、一般公募で多数だったという理由により、「西秩父桃湖(ももこ)」と名づけられている。
 2001年に完成。完成時の埼玉県知事・土屋義彦氏のご長女は、桃子(ももこ)さんとおっしゃる。
 2003年、政治資金規正法違反容疑で桃子さんは逮捕され、土屋知事は辞任された。

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