小鹿野町の市民が私達の未来測定所・秩父おがのという、放射線測定所を開設している。
そちらで、自宅ストーブの木灰と、自家産椎茸の放射線量を計測していただいた。
もっとも心配していた木灰は、セシウム134と137を合計して、キロあたり711ベクレルだった。
これは、焼却灰の埋め立て基準値8000ベクレルを大きく下回っているので、形としては、「不検出」と言っていいらしいが、たとえばこちらのサイトを見ると、長野県中部あたりと比べれば、明らかに多い。
とはいえ、畑にまいてもひどい汚染になるわけではないようなので、かなり溜まった木灰は今後、肥料として使おうと思っている。
自家産椎茸は、セシウム134と137の合計でキロあたり78ベクレルだった。
これも、ゼロではないものの、新しい基準値より低い値なので、自家消費用として食べるには許容範囲と解釈する(許容範囲じゃなくでも食べるつもりだったが)。
しかし当地は、椎茸産地でもある。
ちゃんと計測すれば、多くの栽培場の乾燥椎茸がキロあたり100ベクレルを越えそうな気がする。
きちんとしたデータがないところに、風評被害が発生するのだから、きちんと計測すべきだと思う。
現在、乾燥させている薪を燃した灰が大丈夫かどうかは、来年になって計測してみなければわからない。
か
国も自治体も、こういうことをサボタージュしている中で、子どもたちと地域の未来について、市民は模索している。
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