この時期、何がもっとも気になるかといって、朝の最低気温ほど決定的なものはない。
「八十八夜の別れ霜」とは、岐阜県の山間部でも同じ言い草が伝えられているらしいから、当地に限った話でもないらしい。
要するに、八十八夜が過ぎれば、遅霜はおりないという俚諺なのであるが、自分のささやかな経験から言っても、これは当たっている(地元には5月23日に遅霜が降ったことを記憶しているご老人がいるが)。
従って、4月いっぱいは、ジャガイモが全滅する危険性があるのであり、ナスやキュウリを野良に出すのは、たいへん危ないことなのである。
言い方を変えれば、八十八夜を過ぎれば、各種夏野菜を一気に植えつけねばならないのである。
今日は半日、自動車のタイヤ交換。
自分の経験でも、たしかこの日だったと思うが、4月13日に降雪を見たことがある。
しかし、それより遅い雪はなかったと思う。
午後は薪作りと農作業。
薪は、風呂用。
自宅で、紙ポットにキュウリ(スウヨウ)の播種。
畑で、ブロッコリー苗(購入苗)の植えつけ。
ラディッシュの播種(直播)。
アスパラガスの支柱立て。
紅菜苔を片付けた跡地(オクラ予定地)の土作り。
三陸つぼみ菜は、太いトウを食べ尽くしたので、わきから出る芽を食べている。
やや細いので、摘むのが面倒ではあるが、味はよい。
しばらく、つぼみ菜ばかり食べていたが、ようやく、アスパラガスが伸び始めた。
大麦が出穂し、そら豆の花が盛んに咲いている。
樹種不明の丸太をいただける話があったので、軽トラ一杯分の丸太運び。
里山の雑木林は、日毎に淡く色づいている。
人里のソメイヨシノは満開で、ヤマザクラも咲き始めた。
林床では、タチツボスミレなども咲いている。
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