せいだのたまじ

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せいだのたまじ



 上里町へ、『春を背負って』を観に行ってきた。

 原作の舞台は奥秩父なのだが、映画では、立山連峰の山小屋という設定になっている。

 3000メートルの厳しい稜線が存分に描かれていて、映像の美しさは涙が出るほどだった。

 これが原作どおり、アズマシャクナゲ咲く奥秩父の山小屋だったら、どうだっただろう。

 『花守記』のしらびそ小屋なども、映画にしたら素晴らしいだろうと思う。

 いい梅が手に入ったので、梅の下漬け。

 連日、ジャガイモばかり食っているのだが、これは「せいだのたまじ」モドキである。

 今年の場合、スタールビーとさやあかねには、直径3-4センチ程度の小さな芋がたくさんついた。

 こいつの皮をむくのは、とても辛気くさいし、食べるところもごくわずかになってしまう。

 「せいだのたまじ」は、山梨県上野原というか、棡原あたりの郷土食だが、小さな芋を皮をむかずに食べる方法である。

 正しくは味噌と砂糖を入れて煮るようだが、わたしは、味噌しか使わない。

 鍋に油で炒めた芋とひたひたの水と味噌を入れて、水がほとんど蒸発するくらいまで、七輪で煮る。

 たくさん作って冷蔵しておいても、レンジで温めればホクホクしている。

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