モミを考える

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モミ大木


モミ林の道


切り株


 今朝は氷点下7.4度と、この冬最も冷えた。
 いよいよ、本格的な冬になった。

 野暮用があったので、また三十二番の奥に出かけてきた。
 今日は、三十二番にお参りしたのち、大日岩へ登り、尾根を直進して、図根三角点から文殊峠まで行って(ルート)、用を足してきた。

 午後は、秩父事件の研究会。

 文殊峠の大モミを久しぶりに見てきた。
 一方、図根三角点近くでは、かなり大きなモミの木が切り捨てられているのも見た。

 最も大きそうな切り株の年輪を数えたら、樹齢約64年だった。
 このあたりの里山も、戦後しばらくの木材需要期に、大々的に伐採されたのだろう。
 このモミは、その伐採あとに芽生えたのである。

 自分よりやや年配だから、それほど古い木ではないが、周りは30年生程度のコナラだったから、雑木林の皆伐を一度は体験しているけれど、その時には何らかの理由で伐られなかったのである。

 今回、測量のために伐られてしまったのだが、直径70センチほどもある大木が斜面に捨てられているのを見ると、じつに罰当たりだと思う。

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