あて外れ

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 しらばっくれていればどうにかなるというのは、「日本」国内でしか通用しないことに、今さら気づいたのか。
 8月30日付の朝日新聞デジタルは、こう伝えていた。

東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れをめぐり、衆院経済産業委員会の閉会中審査が30日、9月中旬以降に先送りとなった。経産省が来週中に打ち出す汚染水対策を見極めてから、審議日程を再調整する。9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会前に、委員会審議が紛糾すれば、2020年の東京五輪招致に影響しかねないとの判断も働いた。

 政府にとって、汚染水問題は、しょせん「寝た子」にすぎない。
 国内でもめてなければ、外国のオリンピック関係者なんかが汚染水問題を心配するはずがないと思っていたんだろう。
 福島・茨城の漁業が壊滅しようが、「国民」には他人ごとなのだろうか。

 地下貯水槽からの水漏れが発覚したのが4月。タンクに穴があいてるのが発覚したのは6月上旬。
 いままでずっと、対策を検討していたわけだが、それって、ほとんどやる気がないと同じではないのか。

 「とりあえずほっとくしかねえだろ」「海に漏れたって薄まっちゃうんだからいいんじゃね?」と思っているとしか、見えない。

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