綱渡り状況

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 被災者の救出・救護が遅々としてではあるが進展している。
 自治体・消防・自衛隊の皆さんの労苦に、頭が下がる。

 一方、暴走を始めた原発の情況は、東電・自衛隊の頑張りにもかかわらず、じわじわと悪化しつつある。
 とはいえ、政府の発表を聞く限り、致命的な状況に至ったというわけではないようだ。

 原子炉の現状について当事者である東電にも、正確なことはわからないようだ。
 たびたび爆発を起こし、一時的とはいえ、致命的な量の放射能が検出されている状況で、現状を間近で見ることができない以上、無理もない。
 とはいえ、当事者は東電なのだ。
 自衛隊員に負傷者が出てしまっている。東京電力にはベストを尽くしてほしい。(この記事など見れば、東電が頑張っていることはわかるのだが)

 放射性蒸気を放出しているのだから当然だが、埼玉県内でも既に、「通常の20から38倍」(ヨミウリ・オンライン)の放射能が検出されている。
 放射能が出ているからと言って、仕事で戸外に出ないわけにはいかないし、時期時期の農作業を怠るわけにもいかない。

 綱渡り状況が続いている。

 朝夕に農作業。
 ジャガイモ植え穴掘りと潅水。

 おそらくは人為的なガソリン不足で、街はちょっとしたパニックになりつつある。
 ガソリンスタンドに入ろうとする車による渋滞が起きていて、勤め人には、給油する時間的余裕がない。
 自転車はあるが、職場まで22キロもあるから、とても通えない。
 ガソリンがなくなったら、休みをとろう。

 地域の消防詰所に常備してある、消防車用の予備ガソリンが盗難にあったという話も聞いた。

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