OLYMPUS E-510+ZD14-54mm
年末が迫り、仕事が詰まってきたが、どうにかキリをつけることができた。
昨日の山行で、ちょっと残念な光景を見た。
浦山の大日堂から約3時間の登りで、仙元峠に登り着く。
仙元峠とは、仙元尾根の頂上である1444メートルのピークのことだが、最新の地形図にはピーク西の鞍部に仙元峠の記載がある。
これは、誤りである。
それはともかく、ここにあったブナの大木が裂けて倒れていたのである。
このブナは、20年前に見たときから印象にあった木なので、ショックだった。
主幹は生きているので、枯れたわけではないのがせめてもの救いだ。
倒れたブナの位置は、石のお宮の東側の斜面でしょうか。ササに根元がおおわれていましたが・・・
いつも感嘆するのですが、巨木は自分から大枝をそぎ落として、雪や大風から身を守ろうとしているのでしょうか。
倒れたブナは、おっしゃるとおり、お宮の東側です。
このあたり、以前はスズタケの深いヤブに覆われていましたが、スズタケが近年、ほとんど枯れてしまいました。
都県境尾根では、スズタケがどんどん枯れています。
シカによる樹皮の食害に拍車をかけているのでないかと思われます。