OLYMPUS E-510+14-54mm F8.0 1/4 ISO100 EV-0.3
休みをとることができたので、丹後を旅してきた。
火曜の深夜に秩父を出て、水曜日は近江の己高山を歩き、京都府美山町の宿に泊。
予定では朽木の山を歩くつもりだったが、美山から朽木まで思ったより時間がかかることに気づき、京都大学芦生研究林歩きに変更。
結果的にこの変更は大正解で、芦生の凄い森を堪能することができた。
コースとしては、研究林事務所前から森林軌道をしばらく歩き、赤崎中尾根を登って巨杉林に驚き、小野村割岳先の911メートルピークまで尾根を歩いて、コウンド谷をずり降りた。
一日かけて、たいへんよい目の保養ができた。
写真は、赤崎中尾根の巨杉。
一度は訪れたいと思っていました。近くの花背の巨大杉群を二度ほど感動をもってまみえたことがありました。しかし、ここの研究林は桂などの巨樹も含め多様な樹種に恵まれていると聞いておりますが、いかがでしたでしょうか。「大正解」ということですから、原始の趣に満ち溢れていたのでしょうね。
研究林の核心部をじっくり歩くには時間が足りないと考え、林域の南のへりを歩きました。
ですから、話に聞くトチやカツラの巨木を見ることはできませんでした。
それでも、トチ・カツラ・イタヤカエデ・ブナ・カシ類などの大木を至るところで見ることができました。
ここを歩いてみて、スギを見直しました。
ブナやトチなど落葉樹とスギが、ごく自然に共生していました。
おいおい、こちら
http://www.yasutani.com/Yamaniki/kitayama/20081106.htm
に書きたいと思いますが、巨杉の樹上にコシアブラやカエデなどが生えていて、それがみごとに紅葉しているのです。
すばらしい光景でした。
帰宅後、ネットを見ると幕営が許可されているところがあるようです。
時間があれば、幕営して歩いてみたいところでした。
こんにちは。秩父の日々、いつも楽しく拝見しています。
きょうは、「芦生の森」が出てきたのでびっくり。中を読むと、「己高山」まで登場。関西の山にようこそといった気分です。(わたくしは、「己高山の麓」圏内で育ちました。)
芦生の森は、秩父から見たら近くなのに、なかなか行く機会がなく残念です。一人入山が禁止されているようなので、連れをみつけぜひ行ってみたいと、この写真を見て思いました。
関西の山も、琵琶湖の北岸あたりまで行くと、ブナ林が残っていて、雰囲気がいいですね。
呉枯ノ峰とか七七頭ヶ岳で、立派なブナ林を見てきました。
己高山も山頂付近はブナの多い林でした。
琵琶湖近くからでしたら、芦生はどうにか日帰り圏内ですが、のどかな山村に宿をとって、森歩きを楽しむのもいいと思います。