稚ブナ

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OLYMPUS E-510+14-54mm F9.0 1/15 ISO100

 朝と夕方に畑の除草と田んぼの見回り。

 田んぼの泥が均一に均されていないため、水没している苗と陸田状態の苗がある。
 もう少し伸びてくれれば、水位を上げたいのだが、苗はまだ小さい。
 晴れて水温が上昇した方が苗の伸びがよいと思うので、ときどき晴れる日があってほしい。

 若ブナに引き続き、今日のは稚ブナ。
 これらのブナのほとんどが大きくなれずに枯れる。
 若ブナになれるのはごくわずかで、大木にまで成熟できるのはおそらく、何百・何千分の一の個体だろう。

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コメント(2)

こんにちは、はじめまして
山歩きの好きなおばさんです。

ぶなの美しい林は、写真によく撮られていますし、山歩きで目にすることもしばしばです。
でも、「稚ブナ」をこんなふうに見せていただいたのは初めてのような気がいたします。
大きな立ち木にばかり目を取られ、下を向いた時は、花に心を奪われているせいかもしれません。
植物界の生存競争は厳しく、親木は、自分の枝の下にジュニアの存在を許さないとか。
そう思ってみると、お写真のブナの何といとおしいことでしょう。

この稚ブナたちは、大木の森の中にぽっかり空いた小さなスペースに所狭しと芽ばえていました。
 ブナが大量に芽を出すのも、年によるらしく、今年はほとんど目にしていません。
 見たところ、このブナたちはようやく小学校にあがったばかりと見えますが、これからきびしい生存競争に耐えていかなければなりません。
 この週末は奥秩父の沢に行っておりましたが、昨年の台風によると思われる倒木をたくさん見ました。登山道や渓流を寸断する形で倒れているのもたくさんありました。
 しかし、古くから生きている老木たちは、何ごともなかったかのようでした。
 そういう力のあるものが、生き残っていくのでしょう。

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