来た道・往く道

| コメント(0) | トラックバック(0)

 夏のあいだ、かかりっきりだった原稿の第一稿が完成した。
 山の中で、草稿に手を入れたものを再修正した。
 思っていたほどのものにはならなかったが、自分の力量の、これが限界である。

 ところで、本日の画像は、和太鼓集団の公演チラシである。
 このチラシ、3日間山の中を持ち歩いていたので、傷んでしまって申し訳ない。
 集団の母胎となったのは、埼玉県立浦和商業高校定時制の太鼓部。

 わたしの知っているかつての埼玉県立定時制高校はどこも、「奇跡の学校」だった。
 自分が勤務していた小鹿野高校定時制もその一つだったが、浦和商業定時制はじつに素晴らしい学校だった。

 人間に目覚め、自分に目覚め、仲間に目覚めるというのは、青年にとって最も大切な発達課題だ。
 この課題を教育実践の場で実現したのが、この学校の生徒と教師集団だった。

 この学校を廃校にして、県庁リストラが一つ片づいたと思ってるのが、昨日再選された最悪の埼玉県知事、上田某である。

 浦商定の教育については、日本テレビが4時間の番組で伝えたそうだ。
 この公演では、その番組を撮った監督による映画『生きる希望をくれた場所--浦商・定時制--』も併せて上映される。
 人間に関心のあるすべての方に、ぜひごらんいただきたい公演である。

 日時は9月22日(土)。14時半開場。場所は浦和駅近くにある埼玉会館。
 チケットは当日1000円。前売り800円。
 予約・問い合わせ先は、「来た道・往く道」事務局。電話は048-783-6328。メールは hibiki@yumeuta.com。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog-yasutani.xrea.jp/mt5/mt-tb.cgi/4110

コメントする

2015年7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ

カテゴリ

カウンタ
Powered by Movable Type 6.0