OLYMPUS E-1+ZD 14-54mm F10 1/80 ISO100 OLYMPUS Studio2
午前一杯は荒川水系渓流保存会の飼育池で作業。
午後は田んぼの水を見たあと畑に行って水汲み・灌水。
サツマイモ苗の植えつけ。
ジャガイモ収穫の続き。
写真は昨日歩いた天狗山。
この写真で見るとずいぶん迫力があるが、馬越峠からのピストンだからたいした登りではなかった。
それはともかく、川上村のレタス畑の広大さには驚いてしまう。
何町歩もあろうかという広い畑に、白っぽいマルチを全面的に敷きつめて、レタスやブロッコリーを作っていた。
これをどうやって管理するのかと訝っていたら、巨大な薬散機で薬剤を噴霧しているのを見てしまった。
ずいぶん遠くで作業していたにもかかわらず、あたり一面に薬臭がたちこめ、頭痛がするほどだった。
政府が言うところの、「競争力のある農業」とは、こういう姿をさしているのだろう。
しかし、実際のところ、日本の食を支えているのは、大規模農業者ではなく、圧倒的多数の兼業農家である。
用水路からバケツで水を汲み、ヤブ蚊に刺されながら手で一本ずつ草を抜く。
そうでなければいけないとはいわないが、これが日本の「農」の一典型であるということは、若干の誇りを持って断言できる。
私も六月に小川山に登る時、川上のレタス畑で同じような感想を持ちました。最近家では野菜は農協の青空市場というコーナーでほぼ90パーセント調達して食べています。地元の農家やお年寄りなどが作ったもので、いわゆる商品作物という感じではないものです。作った人の名入りの小袋に入った安いもので形は不ぞろいですがとても安くてもちろん新鮮です。山菜やきのこ蜂蜜など色々なものも時期によってはあります。自家製までは無理ですが食べ物は地産地消が大切なのかな、と思います。
プロが生産する農産物の場合、大きさや形などが均一でないと商品にならないのです。
見た目をよくするためや選別に要するコスト、及び流通コストがどうしてもかかるので、農産物自体にかける手間を限りなくゼロに近づけないと安い農産物は作れないのでしょう。
直売所野菜は逆に、上記コストがゼロに近いので、手のかかっている野菜だと思います。
わたしの場合も、直売所めぐりは、山に出かける楽しみの一つになっています。