午後は荒川水系渓流保存会の飼育池に行って作業。
採卵後2週間の在来イワナ卵は、ひっそりと発眼を待っている。
死卵も出ているが、まだ発眼しないうちは動かさない方がよいので、死卵除去もせず。
写真の卵のうち、真ん中と右下に見える白っぽいのは死卵。
その他は死んではいないものの、未受精卵も混じっている。
発眼すればストレスに対する抵抗力がぐっと強まるので、ピンセットで転がしても大丈夫になるから、それ以後死卵をどんどん拾い出す。
未受精卵も発眼しないので、いずれ拾い出さねばならない。
これらの卵が発眼するのは12月中旬以降。
寒気の厳しい飼育小屋でひたすら死卵をピンセットで拾い出す、しんどい作業になる。
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