金曜日の朝から、家族と一緒に信州に行って来ました。
といっても、昼間は単独で山歩きをしていました。
26日は山梨県北杜市の横尾山から長野県清里の飯盛山までのヤブ尾根歩き。
ヤブといっても、単に踏みあとが判然としない程度のヤブですので、通行に不自由はありませんでした。
採取はしませんでしたが、山菜も花も豊富な山でした。
本日は長野県旧四賀村の虚空蔵山。
こちらは登山道完備ですが、これといって見るべきものはなし。
晴れていれば、横尾から飯盛からは富士山・南アルプス・八ヶ岳が、虚空蔵山からは北アルプスがそれぞれ望めたはずですが、両日とも雲のためなにも見えませんでした。
虚空蔵山の麓では、田植えがすんだばかりのようでした。
狭い谷あいでも、南に面した斜面では小さな棚田が作られていました。
棚田では、等高線に沿って田んぼが作られているため、田んぼの形はこのように曲線でできているのです。
わたしが「日本バンザイ」と言いたくなるのは、このような光景を見たときです。
棚田の形は等高線なんだと、妙に納得。自然と人間の英知が生んだ、共生と調和の美しさなんですね。
「耕して天に通ず」棚田の風景を賛美した言葉を思い出しました。
極楽さん家の田植えはいつですか?
インドの平坦な湿地帯原産の植物である稲を急傾斜の国日本で栽培するための技術が田んぼなのだと思います。
棚田は日本人の知恵と努力の象徴だと思うのです。
こういう風景を目にすると、日本人であることがとても誇りに思えます。
上記のようなわけで、うちの田植えは来週の予定です。