荒川水系渓流保存会の飼育池作業。
検卵(死卵除去作業)はほとんどせず。
死卵がほとんどなく、3から4割が孵化しています。
12から1月の寒さのおかげで水カビの発生がおさえられたこと、従来より水流が強くなったことなどが好結果をもたらしたものと思われます。
ただ、低温のおかげで例年より孵化・生育のペースはたいへん遅い。
昨年の今ごろ、孵化はほぼ終わって、そろそろ給餌の支度にかかろうかという段階でした。
本日のメイン作業は、サルミンコーラ(イワナ寄生虫の一種)の除去作業。
池に入って親イワナをすくい、麻酔をかけて一匹一匹、口を開けさせてピンセットで寄生虫をむしり取ります。
水温は2度。手が痺れる冷たさ。
130匹余りのイワナから虫を取り終えたところで終了。
まだあと数十匹残っています。
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