あるじの足跡

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 今日も朝と夕方の二度、畑を見に行きました。
 いつも時間に追われる生活をしているので、通勤途中に自動車を運転しながら、農作業の段取りを考える習慣がついてしまいました。

 作物を眺めているだけでも楽しいのですが、野良仕事のやれる時間は限られているので、畑に着いたらどんどんこなしていかなくてはなりません。
 そこんところが、つらくもあります。

 田んぼを借りている家のおばさんから、「畑にとって一番の肥やしはあるじの足跡だよ」と教わりました。
 何はともあれ、もっとも大切なのは、畑に通うことです。

 畑の帰りにスーパーで会った知り合いからも、「鉢物だって話しかけてやると出来がちがう」という話を聞きました。
 やっぱりそうなんだな。
 植物であれ動物であれ、何かを育てる上でもっとも大切なのは、コミュニケートすることなのですよ。

 田中宇『イスラムVSアメリカ 「これから」を読み解く5つの視点』(青春出版社)読了。
 かつて、帝国主義の時代に関する江口朴郎氏の本をよく読みました。
 江口氏の本を、世界の中の一地域に関する事件もその地域の歴史から読み解かなければならないということ、また全体との関連において読み解かなければならないことなど、「目からウロコ」的な感動を持って読みましたが、そういう意味では田中宇氏の著作や国際ニュース解説を読んでいると現代世界の見方が鍛えられるような気がします。

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