イラクで拘束されていた3人が解放されました。
この一週間、ずっと心配していましたが、とにかくよかったと思います。
イラクをめぐる情況は相変わらず予断を許しません。
アメリカが兵力を増派すると言っている一方で、アメリカ兵の厭戦ムードも伝わっています。
ブッシュは、大統領選挙をめぐる動きでも、ケリーに後れをとっている感じです。
イラクの混乱のどさくさに紛れてアメリカ製の大量破壊兵器を持ち込んで、「フセインの大量破壊兵器発見!」をでっち上げようとする話までが、流れています(田中宇の国際ニュース解説)。
個人ではできないが国家にならできるのが、流血の停止にむけた交渉を提案したり仲介したりすることです。
日本に求められているのはそういうことだと思います。
日本人拘束の「犯行声明」も、「日本の国民はイラク国民の友人だ。我々、イスラム教のイラク国民は、あなたたちと友好関係にあり、尊敬もしている 」と述べていますasahi com)。
今後も中東諸国と、なおいっそうよい関係を保つためには、平和にむけた努力をもっとするべきだと思います。
コメントする