アメリカ軍と住民とがきびしい対立を続けてきたファルージャで、アメリカ軍による住民虐殺がおこなわれているようです。
asahi comは、住民の死者が450人を越えたと伝えています。
このニュースのソースは明らかにされていませんが、たぶん直接取材ではなく、アラブ系通信社からの又聞き記事だと思われます。
とはいえ、米軍情報よりはこちらの方がよほど信頼できます。
これは、1968年に米軍によって起こされたベトナム・ソンミ村虐殺事件と同様に記憶される事件かもしれません。
ファルージャの事態は、先月末、この町でアメリカ軍属4人が殺害され、遺体が住民により陵辱されたことへの報復であろうと推測されます。
そして、3人の日本人が拘束されたのも、ファルージャであろうと伝えられています。(YOMIURI ON-LINE)
今井紀明くんがバグダッドへむけ出発する直前(4/7 11時)に、アンマンで書いたメールには、「なぜか昨日からいきなり情勢が悪化してきたので、多少不安があります」とあります。
これは、アメリカ軍によるファルージャでの虐殺によって、占領軍に対する憎しみが爆発的に高まったことを意味するのではないかと思われます。
日本は、女性・子どもを含む無実の住民をアメリカ軍が虐殺している事実を直視し、アメリカ軍に抗議すべきです。
まさにテロ国家に他ならない今のアメリカに何も言えず、ひたすらアメリカの手下としてイラク派兵を続けるべきではありません。
3人が無事でありますように。
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