今日は終日、職場をあけて出張。
"IT教育立県彩の国"を作るためには、何が何でもパソコン教育をやらねばならんそうで、そのために研修計画やら個々の教員のスキルチェックやらシステムの構築など、やるべきことが山ほどあるそうです。
教育官僚の話を聞いていると、へたなカラオケを数時間にわたって聞かされているようです。
文部省の役人あたりから聞きかじってきた、現場の教育には何の役にも立たない話を、あたかも自己陶酔しているかのように、えんえんとしゃべっています。
インターネットやパワーポイントを使ったプレゼンテーションなどは、授業をやる上でひとつのツールとなるのは事実でしょうが、しょせんその程度のものでしかありません。
「チョークとしゃべりでやる授業」をバカにしているのをみると、底の浅さが知れるというもの。
子供だましのようなプレゼンを得意になって見せている一方で、その人のオリジナリティがどこにもないような、あんな恥ずかしい授業だけはやりたくないなと思います。
佐瀬稔『狼は帰らず』(中公文庫)読了。
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