『狼煙を見よ』に出てくる死刑囚・大道寺将司氏は今、どうしておられるのかネットで調べてみると、こちらでかろうじて社会に発信しておられました。
彼の文章を読んでいると、1960年代末のフォークソングを聴いているような気分になります。
よく勉強もしておられますが、なんとなく国家主義へと向かいつつある現在の日本の状況は、彼には理解しがたいのではないかと思いました。
またこの不思議な日本人の心性を深く分析しなかったことが、彼らの致命的な誤りをもたらした盲点だったのかもしれません。
ところで、きのこたちは今、今年最後の盛り上がりを見せようとしています。
写真はナラタケ。
うま味は強いし、たくさん採れるきのこなので、佃煮にするととてもおいしいのです。
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