社会と政治

佐高信編『日本国憲法の逆襲』

 メディアは、アメリカの開戦ムードをあおり立てています。
 アメリカ人が、復讐に燃える気持ちは、わからないではないけれど、復讐の相手も、どうすれば復讐が成立するのかも、復讐が妥当であるかどうかも、ちっとも明確ではないのです。

栗原彬編『証言 水俣病』

 こういう本を読むと、近代経済社会とはなんだったのかと、考え込んでしまいます。

鎌田慧『六ヶ所村の記録(上・下)』

 10年前に出た本ですが、ようやく目を通すことができました。
 取材するというのは、こういうことなのだと、よくわかりました。

相川俊英『長野オリンピック騒動記』

 世はオリンピックの話題で持ちきりだ。
 自宅でも、職場でも、オリンピックの話題を聞かされるのには、いささか閉口してしまう。

二木雄策『交通死』

 自動車という乗り物が、社会と人間に、どれだけの不条理を強いているかは、あまりにも意識されていません。

宇沢弘文『地球温暖化を考える』

 この本は、著者によれば小学生にもわかるように書いたとのことですが、十分むずかしかったです。(^_^;)

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