保守=自民党が「反動」で、革新=「進歩」という発想は、あまりに粗雑で現実を分析する切り口には、とうてい成り得ない。
続きを読む: 佐高信・岸井成格『保守の知恵』
保守=自民党が「反動」で、革新=「進歩」という発想は、あまりに粗雑で現実を分析する切り口には、とうてい成り得ない。
「日本」を代表する企業であるトヨタがどのような会社かを告発した本。
「日本」の公安警察の実態と歴史を概観した書。
政治家の劣化がるる指摘されるが、劣化の度合いがより深刻なのは、マスコミである。
『朝日新聞』バッシングとは何なのかについて、『朝日』関係者へのインタビューをもとに考察している。
> 西暦2000年以降の、主として人権に関する著者の評論集。
1990年代以降、改憲をめざす権力側の動きが本格化している現実に警鐘を鳴らす書。
例によって雑文集なので、石原慎太郎に関する評論集といった書物ではないが、石原に関する雑文も、いくつか収録されている。
「・・・の人生」というほど綿密に石原慎太郎を検証した本ではないのはわかるが、今少し詳しく書いてないと、書名に偽りなしといえなくもない。
西暦2000年前後に書かれたと思われる雑文集。
テーマがない本なので、タイトルと内容にはほとんど関係がない。
著者のこのシリーズはこういうものと了解して読んでいるので違和感はないが、不親切な本ではある。
田原総一朗氏が進行役となり、佐藤優氏と宮台真司氏が語る鼎談記録。
鼎談といっても、佐藤氏と宮台氏が直接議論をかわす場面はほとんどなく、鼎談の体をなしてはいない。