十五年戦争

NHK取材班『東京裁判への道』

 東京裁判において、主として天皇不訴追がどのようにして決まったのかを追究している。

保阪正康『瀬島龍三 参謀の昭和史』

 瀬島龍三の評伝。瀬島については、数多の伝説がある中で、最も深く取材された本だと思われる。

共同通信社社会部『沈黙のファイル』

 瀬島龍三を始めとする元大本営参謀数名の戦中・戦後をたどった書。

保阪正康『昭和の怪物 七つの謎』

 研究書ではなく、気軽に読むことができる昭和史裏面史。

 近代「日本」のメディアの歩みを検証し、問題点を指摘している対談。

富田武『シベリア抑留』

 シベリア抑留とはなんだったのかを、深く掘り下げた本。

青木冨貴子『731』

 石井四郎を始め、731部隊の指導者がどのようにして免罪されたかを、膨大なアメリカの公文書と聞き取りによって明らかにした書。

 日中戦争期の外交・陸軍統治の諸問題を洗った本。
 歴史の流れの根幹部分ではなく、通史から抜け落ちそうだが重要な諸問題について掘り下げている。

鴻上尚史『不死身の特攻兵』

 陸軍最初の特攻隊である万朶隊の隊員で、数度の出撃にも関わらず生還した佐々木友次伍長からの聞き書き。

青沼陽一郎『帰還せず』

 「南方」へ出征したあと、戦後、「日本」への帰国を拒否したもと兵士への聞き書き。

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