こちら埼玉からは遠いのですが、3月下旬〜4月上旬に比較的休みがとりやすいのと、早春の花を見たいため、鈴鹿に出かけています。
雪解け前後の霊仙山、御池岳、藤原岳、竜ヶ岳などを歩きました。
年によっては、大量の残雪のため、スノーハイクになったこともあります。
2006,3,20 竜ヶ岳
写真を撮ろうとすると、国民宿舎で放し飼いにされている大きな犬が寄ってきて、凶暴なうなり声を上げるので、閉口しました。
2006,3,19 藤原岳
関東では見たことがない花です。
2006,3,19 藤原岳
晴れた日にここに来れば、これらが開花して素晴らしかったでしょう。
2002,4,5 霊仙山
御池岳でも霊仙山でも、登山道の入口付近の斜面で、まるでニリンソウのように大群生していました。
2002,4,5 霊仙山
アブラナ科ということはわかりますが、根元からランナー(走出枝)を出して広がっていました。
とりあえず、特徴をメモして帰り、あとで調べると、スズシロソウでした。
ありふれた感じの花ですが、これも、西日本にしかない花なのです。
2002,4,5 霊仙山
あまり群生していなくて、霊仙山稜線や山腹に、点々と生えているのを見ました。
このように美しく開花した個体に出会えて、とてもうれしかったです。
2002,4,5 霊仙山
霊仙山登山道には、ほかの草花とともに、よく咲いていました。
トウダイグサの仲間には、有毒なものが多いので、口に入れたりしないようにしないといけませんね。
2002,4,5 霊仙山
今まで歩いた山にもあったかもしれませんが、見た記憶がないのです。
たいへん小さな花なので、見落としていたのかもしれません。
ヤマオダマキに似た形のちっちゃな葉っぱがあって、白くてこれまたちっちゃな花がついていました。
2002,4, 御池岳
私が知っているのは、奥秩父・和名倉山の沢沿いの群落くらいでした。
標高がそれほど高くないのに、積雪地帯だけあって、鈴鹿のフクジュソウは、花期が遅いのですね。
あたり一面のフクジュソウ群落を見ることができて、とてもうれしかったです。