1998,7,27 大朝日岳
小屋周辺には、そこここに山の花が咲いていました。
このクルマユリは、分かれた枝のひとつひとつに花をぶら下げた、みごとなものでした。
1998,7,27 縦走路
高山の道ばたや、砂礫地を歩いていると、よく目にします。 小さな花ですが、大株が咲いていると、ピンクの座布団のようで、みごとです。
1998,7,27 縦走路
風衝草原でときどき咲いています。
この花は寒江山あたりで見ました。
荒れ地に咲くカワラナデシコよりも、花びらの切れ込みが深いので、とても繊細な印象を受けます。
1998,7,27 縦走路
関東の高山あたりで見るマルバダケブキに似ています。
マルバダケブキよりやや小型で、頭花の分かれ目に苞(さやのようなもの)があるのが特徴だそうです。
1998,7,27 縦走路
朝日に行くなら、この花を見たいと思っていましたが、時期的に遅かったので、ほぼあきらめていました。
でも、この程度の名残の花なら、見ることができました。
わたしはこれで、十分、満足しました。
1997,8,15 以東岳
中部山岳や尾瀬あたりの、湿りけがあって陽当たりのよいところでは、初夏にタテヤマリンドウをよく見ます。
朝日連峰では、真夏にミヤマリンドウが咲きます。
稜線上の道ばたなどに、青い宝石のような花をたくさん咲かせている大株は、とてもみごとです。
1997,8,15 以東岳
ウメバチソウは、秋の花。
真夏からぽつぽつ咲き始めますが、この花を見ると、秋の訪れを感じます。
1997,8,15 以東岳
マツムシソウは、陽当たりと水はけのよい山地なら、どこにでも見られる花。 それにしても、以東岳のタカネマツムシソウがいっせいに咲いているようすは、みごとです。 山頂より東、オツボ峰から大鳥池への下降点にかけてが、特にすばらしく、中には、この花のようにピンクの花も見られます。 わたしが訪れたとき、一帯では、ベニヒカゲが乱舞していました。
1997,8,15 以東岳
ハクサンイチゲは、夏の高山であればどこででも見られるポピュラーな花だと思います。
以東岳から縦走路に入ったあたりの風衝草原は、トウゲブキやハクサンイチゲの群落で、たいへんみごとでした。