甲武信岳は基本的に、樹林帯の山です。
でも、わずかに森林限界を超えているので、初夏あたりに出かけると、高山の花を見ることもできます。
この季節は、アズマシャクナゲを見に来る観光ハイカーが多いので、十文字峠あたりはずいぶん混雑します。
1991,6,9 毛木平
登山口付近の大群落。
観光バスで乗りつけたハイカーが、盗掘しているのを見ました。
いい天気の日、いい山歩きができたのに、いやなものを見たものです。
1991,6,9 大山付近
ハクサンシャクナゲよりは、やや低いところでよく見ます。
奥秩父の渓流では、ゴールデンウィークあけくらいがピーク。
甲武信より、十文字峠の名花として、あまりにも有名です。
1998,5,22 千曲川源流
キバナノコマノツメは、高山の砂礫地でも、見ることがあります。
甲武信岳の千曲川源流コースだと、5月下旬から6月初旬にかけて、足元にたくさん咲いています。
1998,5,22 山頂付近
これが、なにイワカガミかは、今後勉強します。
森林限界を少し超えた、甲武信岳の山頂付近や三宝山の岩場には、このイワカガミがよく咲いています。
1998,7,2 木賊山付近
ハクサンシャクナゲは、甲武信あたりでは、夏のシャクナゲ。
奥秩父主脈縦走路では、7月初旬に、至るところで咲いていました。