共生できる社会

 『21世紀の資本』のサマリーを平易に説いたブックレット。

三浦展『下流社会』

 日本国内における階層分化について、なかでも下層に属する人々について、詳しく分析している。

野中広務・辛淑玉『差別と日本人』

 「在日」の辛氏と著名な保守政治家である野中氏による、差別をめぐる対話。
 辛氏による、野中氏へのインタビューという感じでの対話である。

浜田晋『老いを生きる意味』

 若きゴータマ=シッダルタが城門の外で病んだ老人に遭遇し、驚愕したという逸話は、どんな人間にも衝撃的である。
 この逸話は、加齢を経るにつれて、セピア色からカラー写真のようにリアルさを増す。

新藤兼人『現代姥捨考』

 老シナリオライターの自己との対話。

香山リカ『若者の法則』

 高校生を含めた若者が日常生活の中で直面している身近なトピックスの持つ意味について心理学の立場から解説した本。

上田紀行『生きる意味』

 生きる意味について考えるヒントを示唆した本。
 世界有数の自殺大国である日本がどのように国なのかについても、興味ある分析がなされています。

佐江衆一『黄落』

 今の日本において、人が、長く生きることによって、否応なく向かい合わなければならない現実とは、どのようなものかを描いた小説。

 必要があって、これらの本を読むまで、精神障害を持つことは、どうしようもなくたいへんなことなのだと思っていました。

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