中世史

諏訪春雄『安倍晴明伝説』

 世界を認識することによって、人のよりよい生活に資するために、科学と陰陽道は同じように、天体や自然現象を分析する。

豊島修『死の国・熊野』

 日本人の精神生活の中に修験道が大きな存在だったのは、秩父に限ったことではないだろう。

小山靖憲『熊野古道』

 古代末から中世にかけて殷賑を極めた熊野古道を、どのような人々がどのように歩いていたのか、文献に基づいて概説しています。

黒田日出男『龍の棲む日本』

 「行基図」と称される日本図を手がかりに、中世の日本人が日本の国土をどのように表象していたかを解明した本。

横井清『東山文化』

 中世民衆史の魅力は、そこに登場する人々の表情が生きていることだと思います。
 歴史的制約を受けながらも、場合によっては歴史を突き抜けていきそうな不定形ささえ、感じられます。

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