果実酒作りの基本 |
素材のそれぞれ、あるいは飲み手の好みによって手加減する必要がありますが、果実酒を漬ける基本について記しておきます。 まず、アルコール分が薄いのはダメです。
そのために、素材は水をよく切ること。
ホワイトリカー(好みによってウィスキーなどでも)は、35度のを使うこと。 アルコールの浸透圧を利用するのですから薄いのを使うとエキス分の浸出も少なくなるという理屈です。
ホワイトリカーの分量に対して素材が多すぎるのもダメです。
次に、素材引き上げのタイミング。
生もの(花びらなど)の場合は一週間程度。 素材を引き上げる際には、ゴミが残らないよう、コーヒーフィルターで濾します。
砂糖は、好みによります。 おいしく飲めるようになるのは約半年後くらい。
必ずしも長期保存した方がおいしいとは限りません。
果実酒は味だけでなく、色も楽しめます。 |