ニセアカシア酒 |
この春に漬け込んだニセアカシア酒をあけてみた。
秩父市内を流れる荒川の河畔には、ニセアカシアがすこぶる多い。
このころ、蜂箱を河原に置けば、とびきり上等のアカシア蜜がとれるだろう。 今はこの花をいくつか摘んできて、酒に漬けてみるだけ。
花の酒の基本は、漬け込み後のすばやい引き上げだ。
リキュールグラスについでみると、ほとんど無色透明だが、ごくわずか黄色がかっているのがわかる。
3ヶ月たったので、あけてみたわけだが、まだ熟成が足りないとみえ、アルコールがこなれていない。
それでも、一口なめると、強烈な香りのおかげで気分が変わる。 |