サツマイモ

少し伸び始めた 2001/6/17
すごい繁りよう 2001/8/3

 サツマイモは、手間がかからないし、肥料もいらないので、手抜き栽培に好適である。
 手抜きついでに、初期の除草を省くために、植えつけ前に黒マルチを敷く。
 根がついてしまえば、あと必要な管理は、秋口のツル返しくらいだ。

 この山里では、芋が凍ってしまうので、イモの冬越しは不可能。
 職場のデスク下でこっそり置いておけば、どうにか冬を越すことができる。

 植え付け用の苗を買うと、だいたい50本単位だし、種類が限られる。

 根のついたウィルスフリーのポット苗を買って自分で苗取りすることもできる。
 ポット苗を買ってきたら、ビニールトンネルの中に植える。
 ほかの作物だと蒸れてしおれてしまうが、サツマイモは驚くほど、高温多湿に強い。

 ツルの芯を止めておくと、次々に枝が出る。これが20センチほどに伸びたら植える。
 最初の植えつけは6月初旬ごろ。

 苗は取っても取っても出てくるので、1本から数十本の苗が取れる。
 成長が早いので、7月ごろまで植えつけ可能。
 約3ヶ月で収穫できる。

 品種としては、ベニアズマやコガネセンガンなどが一般的。
 紅乙女、ハルコガネはベニアズマと同系統のホクホク系。

 ハヤトは、豊産性のオレンジ肉芋。肉質がしっとりしているので、食べるときに、しゃっくりが出にくい。

 安納芋は、鮮烈な甘みを持つ美味芋だが、栽培はむずかしい。ヘタをすると、一本のツルに芋が一つも付かないことだってある。

 種子島は白皮の紫芋で、作りにくい。
 紫芋なら、パープルスイートロードが、絶対にお勧めである。作りやすく豊産性な上、甘さは紫芋では最上だと思う。

 シモン1号は白皮・白肉の芋。検索すると、この芋の薬膳効果を記したサイトが、ゴマンと出てきて驚く。
 作りやすくて、味も良い。さらに、芋づる(葉柄)も食べられる。ドラッグストアの健康茶コーナーに行くと、シモン1号茶が高い値段で売られていて、またまた驚いてしまう。

シモン1号 2006/9/10
ハヤト 2006/9/17
紅乙女 2006/9/17
安納芋 2007/9/21
パープルスイートロード 2008/10/4
ベニアズマ 2009/9/15
ハルコガネ 2009/9/21
アヤコマチ 2013/9/27

白安納 2013/9/27

安納イモご飯 2008/10/7
パープルスイートロードご飯 2008/10/6