三陸つぼみ菜

春まきのの苗 2002/3/17
薹が立つ 2002/4/20
伸び始めたところ 2011/10/20
株が充実する 2011/11/3
冬を迎える状態 2011/12/8
トウが立つ 2012/3/7
絶好調 2012/4/1
終了御礼 2012/5/10

 菜花の多くは秋まきだと思う。
 三陸つぼみ菜も、早春のビニールトンネルで作ることもできるが、秋まきが基本だと思う。

 9月上旬に紙ポットに種まき。
 本葉が出れば畑に植えつける。
 冬を越すので、植えつけ前にマルチを敷く。

 季節柄、初期には虫害に気を使う。
 注意すべき害虫は、植えつけ当初のコオロギ、ヨトウムシ、ハバチ。生育期のオンブバッタである。
 なぜか、青虫はほとんどつかなかった。

 間引いて1本にしたのち、せっせと追肥する。
 このやり方は、紅菜苔などと同じだ。
 化学肥料を使わないので、鶏糞を水で溶いて、マルチ穴に注ぐ。
 2週間に一度くらい、こうやって気合いを入れてやると、急激に成長する。

 かき菜やトウ野菜のたぐいは、多く収穫しようと思えば、株を太らせるに限る。
 収穫時に追肥しても、2月ごろは吸肥する時期でないので、たぶん手遅れだ。
 太い芽を出すパワーは、年内につけておいてやる必要がある。

 トウ立ちは、宮内菜より遅く、3月に入ってから本格化する。
 最初のトウは太くて甘いが、次第に細くなる。
 もっとも味はほとんど変わらず、約2ヶ月のあいだ、食べ続けることができる。
 花が目立つようになれば、そろそろおしまいとなる。