ヘビイチゴ酒
ヘビイチゴ酒

 庭や里山の道ばたなどによく咲いています。
 とくに庭では取りきれないほどはびこる雑草。

 春から初夏にかけて、黄色い花を咲かせます。
 春だとキジムシロと似たところに生えるので、葉っぱをよく見ないと見分けがつきにくい。

 初夏から夏にかけて、紅色でざらざらした実をつけます。
 普通のイチゴもこれくらいたくさんなってくれればいいのにと思うほど、たくさんの実がつきます。

 実がたくさんなっているようすは、ちょっと見たところ、なかなか美しい。
 ヘビイチゴはヘビが食うのだから有毒だという人がいますが、ヘビが食ったらなんで毒なのか。
 論理的にめちゃくちゃな話ですね。

 生ではまずくて食えませんが、果実酒にするとまずくありません。
 きれいな琥珀色の酒になり、酸味と甘みのあるおだやかな酒になりました。

作り方

 果実は一週間程度で引き上げます。
 その後濾して1年ほど保存。