今回は、ハナイカダの実を酒にしてみた。 花が葉っぱの中に咲くのだから、黒っぽい実も、葉っぱの中にできる。 やっぱり奇妙な感じがする。
それほどたくさんとれるものではないので、丹念に摘んでも、スタミナドリンク一本分にもならないが、味わうだけなら、それで十分。
半年熟成させてできあがった酒は、こげ茶色で、見た目はあまりよくない。 味は、自然な甘みに、ほのかな薬臭を漂わす。 なんの根拠もないが、なんとなく、からだによさそうな気がする。 しかしまぁ、うまいというほどのものではなかった。