これは、こわい!!
このきのこが、こわいのではありません。 このきのこが、ここに生えていることが、こわいのです。
ここは、和名倉山の山腹、モミ・ツガ・シオジをはじめとする、 奥秩父のすばらしい原生林です。 なのに、なぜこわいのか。
ここは、シビトクボ。すなわち、死人窪です。
アシナガヌメリは、アンモニア分解菌。 動物の死体が分解したあとなどに、生えるのです。 死人窪に死体分解菌という、この絶妙な組み合わせ・・・。