ヒイロウラベニイロガワリに酷似するが、ヒイロがブナ林などに出るのに対し、こちらは針葉樹林に出る。 この2種類の形態的相違については、こちら参照。
ただし、バライロウラベニイロガワリとされているきのこは一種類ではないようだ。 長沢栄史『日本の毒きのこ』には、「柄に網目のあるタイプ」と「ないタイプ」を併記しているが、「あるタイプ」と「ないタイプ」はどう考えても別種だろう。 同書に記されている中毒例は、こちらと同一だと思われるが、そこにのせられている写真は「ないタイプ」、すなわち下のものと同じきのこである。
ヒイロも群生しないきのこだが、このきのこも点々と出ていた。