奥秩父の山も、ブナハリタケが終わり、ツキヨタケが終わり、いよいよムキタケの季節となりました。
ブナやツガの原生林を歩いていると、ムキタケの群生した立ち枯れが目に入りました。
ここまで、拾ったゴミはスーパーの袋に半分ほど。
これは、そのことのご褒美なのかなぁ、と思いつつ、山に対して、かぎりない感謝をこめて、ムキタケを摘みました。
さて、このムキタケ。
どうやって食べましょうか。
畑では、大根やにんじんのほかに、サトイモができています。
今夜は、これらを使って、すいとんを食べましょう。
ムキタケは、面倒ですが、カサの皮をむきます。
そうした方が、ときおり感じる苦みがないように思います。
【材料】
にんじん、大根、サトイモ、ムキタケ
【作り方】
1, にんじん・大根・サトイモは、皮をむいて食べやすい大きさに切る。
2, ムキタケは石づきをとって洗い、カサの皮をむきとる。
3, 鍋に水を張り、だしパックを入れて煮立たせ、だしをとる。だしをとったあと、だしパックは、出してしまう。(当然ですね)
4, にんじん・大根・サトイモ・ムキタケを入れる。
5, アクをていねいにとる。
6, しょうゆと酒、みりん少々を入れて、しばらく煮る。
7, 小麦粉を耳たぶくらいに練ったものを落とす。
以上です。
ムキタケは、つるんとしたのどごしが、絶妙です。
だからといって、くたくたになってしまうこともなく、歯ごたえも十分味わえます。
これを食べると、幸せになれること請けあいの一品です。 |