誰でもできるきのこ料理(64)

ホオベニシロアシイグチの梅酢味噌


 ホオベニシロアシイグチは、あまり食べられていないようです。

 『静岡のきのこ』(静岡新聞社)には、「食不適」と記されています。
 おそらく、特有の酸味が敬遠されているのではないかと思いますが、食べ方によっては、おいしく食べることのできるきのこだと思っています。

【材料】
 ホオベニシロアシイグチ、ミョウガ

【作り方】
 1, ホオベニシロアシイグチの柄とカサを切り離す。
 2, 管孔をむく。ホオベニシロアシイグチの管孔は、むきやすい。
 3, 柄とカサをしばらく茹でる。
 4, ミョウガは刻んでおく。
 5, ゆであがった柄とカサを適当な大きさに切る。
 6, 種をのぞいた梅干し、味噌、酢、しょうゆをすり鉢に入れて、すりあわせる。
 5, 4,5,6,を和える。

 以上です。

 このきのこは、たいへん食感のよいきのこです。
 たれによって気になる酸味もうち消されて、おいしく食べられました。