源流できのこを食べる(2)  このページは、「郁楓庵」と「山と渓ときのこと酒と」とがリンクして作られています。

源流でとれるきのこ(2)

ブナハリタケ
ブナハリタケ(9月)

 初秋のブナ林の定番きのこ。尾根筋で見ることの方が多いかもしれません。
 秋のブナ林に行ったら、倒木を探し回りましょう。

 甘い匂いがあるので、それが嫌いな人には、おすすめできません。
 匂いにくせがありますが、気にならなければ、オールラウンドに使えます。
 しかし、炒めて食べるのがベストマッチだと思います。




マイタケ

場所はヒミツ
マイタケ(9月)

 釣行時にマイタケを見つけたら、もう殺生などやめて、踊りながら感謝の儀式でもおっぱじめませう。(^^;)

 ミズナラの巨木なんかがあって、一番下の枝が枯れたりしたら、あさっての方向に歩くふりをして、さりげなくダッシュ。

 でも、それなりの場所は、ほとんどプロのみなさんのテリトリー。

 夢は夢で、いいぢゃないですか。(^^;)







ハナイグチ
ハナイグチ(9月)

 ハナイグチは、渓流のきのこではなく、渓流の周辺によくある、カラマツ林のきのこです。

 発生時期は初秋から禁漁前。

 カサのぬめりが、食欲をそそります。

 シロヌメリイグチやキノボリイグチなどもおなじ仲間。

 これもうどん・すいとん系。つるんという歯ごたえは、最高です。




ナメコ
ムキタケ
ムキタケとナメコ(10月)

 これが出るころ、渓はとっくに禁漁。子づくりに励むサカナのじゃまをしてはいけません。

 でも、みんなして渓そうじを兼ねてペアリング観察など、行く機会があれば、ブナ倒木をチェックしましょう。(^^;)

 禁漁前にブナハリタケをとったはずの木に、あれれ、ムキタケやナメコが出ています。

 ナメコをフィールドで食べるとすれば、やはりうどん・すいとん系でしょう。

 ムキタケもほぼ同じですが、褐色の皮をむかないと苦みのある個体もあるので、皮をとった方がよいと思います。







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