誰でもできるきのこ料理(12)
エノキタケとシソの実の佃煮


 この春にコマ打ちをした栽培きのこの発生は、来年の秋です。
 しかし、ものによっては、この秋、ハシリきのこが出る場合もあります。

 10月はじめにのぞいてみたら、エノキタケが出ていました。

 このきのこ、あまり大発生しませんが、少しずつ、長期間出るようなので、わたしのような家庭用の栽培者には、ありがたいところです。

 どんぶり一杯ほどのきのこがとれたので、畑にできていたシソの実といっしょに、煮てみました。

【材料】
 エノキタケ、シソの実

【作り方】
 1, エノキタケは石づきをとって洗う。
 2, 穂ジソは、しごいて、実だけにする。
 3, 鍋に水を張り、頭・内臓・背骨などをとった煮干しを入れておく。
 4, エノキタケと穂ジソを、鍋に入れて煮立たせる。
 5, アクをていねいにとり、煮干しを除く。
 6, しょうゆと酒少々を入れて、水分が少なくなるまで、煮つめる。

 以上です。
 エノキタケはずいぶん、ぬめりが出ますが、これが本来のエノキタケなのです。
 こりこりした歯ごたえとともに、とてもおいしくいただけました。