誰でもできるきのこ料理(15)
ムキタケとアケビのみそ炒め


 これは、どうしてもムキタケでなければならない料理ではありません。
 スーパーで売ってるマイタケのほうが、おいしくできそうな気もします。
 それから、アケビの苦味がありますので、子どもさんには、向かないと思います。
 この料理のメインは、アケビの苦味を味わうところにあります。

 アケビは、庭に自生したもの。
 甘いワタは、アケビわた酒にします。
 果肉は苦いのですが、それが季節感というものなのです。

 11月に入ったのに、霜が降りないため、ナスがまだ、元気です。
 もう、4ヶ月も生(な)り続けているのに、小さい実が、まだついています。
 ごくろうさま。

 ムキタケは、皮をむいて煮こぼし、そのまま小分けにして冷凍保存します。
 あまりにも大量に収穫できたときには、皮をむいて脱水機にかけ、さらに乾燥保存できると聞きました。

【材料】
 ムキタケ、ナス、油揚げ、ぶた肉

【作り方】
 1, ムキタケは、常温で解凍する。
 2, ナス、油揚げ、ぶた肉は、食べやすい大きさに切る。
 3, アケビは、外皮をむき、食べやすい大きさに短冊切りにして、水でさらし、アクを抜く。
 4, フライパンにオリーブ油を引き、ナス、油揚げ、ぶた肉、ムキタケを入れて、炒める。
 5, アケビとしょうゆ・みそ少々を入れて、さらに炒める。

 以上です。
 炒めすぎると、アケビがとろけて風味を損ないます。
 また、解凍したムキタケは、水分をなるべく切った方が、仕上がりがぺしゃっとしないと思います。