アブラシメジ

 朝日連峰山麓のブナ林に、点々と出ていた。
 カサは明るい茶褐色。つばあり。
 この個体はやや、しわ(溝線)が不明瞭だ。

 関連写真は、奥秩父・滝川右岸の針・広混交林に、ぽつりぽつりと出ていたもの。
 カサはぬめりが強く、溝線がある。
 柄は白いと書いている本もあるが、山と渓谷社の『日本のきのこ』は、柄の色は白〜淡紫色としている。
 柄の紫色がとても鮮やかで、カサも紫褐色だが、アブラシメジの個体差の範囲内と解釈した。

  • 関連写真 紫色っぽい個体(2002,10,13 奥秩父)
  • アブラシメジ(可食)
    2009,10,24 朝日連峰