ツエタケは、ブナ林特有のきのこというわけではないが、1996年はブナ林でこのきのこをよく見た。
これも見分けやすいきのこである。傘はうすい褐色でぬめりがある。柄はとても長く、土のなか深くのびている。まるでゴボウのようだ。
安心感があるのでおいしく感じるきのこだが、柄はちょっとかたいので、よく煮込むか炒めるかした方がいい。
ぽつん、ぽつんと出るので、たくさん収穫できるきのこではない。