タマネギ

種まきフレーム 2009/9/11
新聞紙をかけて防乾 2001/9/24
苗が育つ 2011/10/15
よく出来た苗(大きな写真) 2017/10/18
苗の植えつけ 2001/11/15
春になると急成長 2008/3/22
収穫期 2009/5/27
赤タマネギ 2003/6/5
吊るし保存(大きな写真) 2022/6/6

 タマネギは、種まきのタイミングが、とてもむずかしい。
 早まきすると立派な苗になるが、春になってとう立ちする。こうなると、肝心の玉が太らないのである。
 遅まきすると苗の成長が遅れて、細い針のような苗になってしまう。
 当地では、おおむね9月20日前後が、ベストではなかろうか。

 種のまき床は、ふるった土とふるった腐葉土、鶏糞少々を混合して丁寧に作る。
 種まきフレームを作って種をまくこともある。
 播種後、新聞紙や籾殻で覆って、保湿に努めないと、せっかく出た芽が枯れてしまう。
 発芽したら、根がしっかり張るまで乾かないよう、灌水する。

 苗の植えつけは、11月中旬。
 冬越しさせるので、元肥は、鶏糞に熔リンを少し足して、入れておく。
 さらに防寒のため、マルチをかける。

 冬はとにかく、枯れなければよい。

 強い霜が降りなくなったら、急に成長し始めるので、2月に入ったら追肥する。
 いつも、鶏糞を水に溶かして与えているが、特に問題はないと思う。

 葉が倒伏したら、収穫適期になるので、順次、収穫する。
 晩生種の多くは保存期間が長く、年内一杯あるいはそれ以上保存できるものもある。
 早生種は逆に、収穫後すぐに食べないと腐敗してしまうのが多く、使い勝手が悪いので、種も苗もあまり売られていない。

 しかし、早生種のタマネギの甘さは驚異的で、たいていの人は仰天すると思う。
 もっとも晩生種とて、とりたてのタマネギはじつに甘くて、おいしいものである。

 赤タマネギも作り方は同じである。